おっとっと冬だぜ

広義の意味では日記だが、狭義的にはゴミ置き場

「一年生になったら」の歌詞における間違った目標設定の考え方とは

f:id:natu_daze:20181220142249p:plain

一年生になったら♪

一年生になったら♪

ともだち100人できるかなッ♪


上記は、幼稚園・保育園の卒園式などでよく歌われる「一年生になったら」という歌の歌い出しですが、私は、この歌詞には問題があると常々感じており、本日はその話をさせて頂きます。


よく、この続き部分の「100人で食べたいな、富士山の上でおにぎりを」の部分を指して、「自分と友達100人がいて、富士山の上でおにぎり食べるのは100人って一人ハブられているやないかーい!」みたいに重箱の隅をつついたヘリクツをいう人がいますが、この歌詞が持つ危うさの本質はそんな部分ではないんですよ。
この歌詞の問題点は、目標の設定において根本的に間違った考え方をしている点であり、その誤った考え方を子供たちに啓蒙している点に問題の本質があるんです。


具体的に言うと、友達作りの願望において最初に数値目標を設定するのは間違っていると思うんです。


友達100人欲しいとか言う子供は、将来ツイッターのフォロワー集めに躍起になりますよ、絶対。フォロワーの多さが人間としてのステータスだと思い込むタイプですね。
大学の卒業式の日に「自分の成長も大事だけれど、成長を手助けしてくれる仲間の存在が何よりも大事だと気付かせてくれた4年間」とかツイートしておきながら、2~3年後には大学時代の友人とほとんど連絡を取り合わなくなるんですよ、きっと


ビジネスや勝負の世界でもそうですし、友達作りみたいな自分の人生をどう豊かにするかという場合もそうですけど、目標を決める場合は、まず将来どうなりたいかという明確な思いが先にくるべきだと思うんです。


例えば、女性が「ダイエットで48キロになる」という目標を掲げたとしても、本来はそれよりも先に、「彼氏とのデートであの服を着たいから、それに似合う体型になる」みたいな思いがあるはずで、目標を考える場合は、その思いを明確化してから、その次に数値が来るべきなんですよ。



それが、件(くだん)の歌は、先に数値ありきでしょ?
もしも、私が正しい目標設定の方法で歌詞を考えるのであれば、

一年生になったら♪

一年生になったら♪

友人宅で、ひょんなことから二人っきりになったときに、僕にブラジャーのホックを外す練習をさせてくれる大学生のお姉さんを持った男友達が一人でいいからできないかなッ♪

みたいな感じで、まず明確なイメージを先行させて、そのあとに数値目標がくるような形にします。
(符割りとかは知ったこっちゃねぇ)



いや確かに、歌の中でも、100人で何をやりたいか明示はしてあるんですよ。
けれど、富士山でおにぎりを食べるのに100人であることの必然性がないじゃないですか。結局、なんとなく人数が多ければ楽しそう程度の発想でしかなく、最初に数字ありきになっているんです。その数字の意味だったり、人を集めたいという意思が全然伝わってこないんです。


ちなみに、2番の後半の歌詞も「100人で かけたいな、日本中を一回り、どっしんどっしんどっしんと」ですからね。やっぱり、100人である必然性が薄いですよね。


同じく、3番の後半の歌詞も「100人で笑いたい、世界中をふるわせて、わっははわっははわっはっは」ですから、これも100人である必然性が薄いんです。




それだったら、

一年生になったら♪

一年生になったら♪

友達100人できるかなッ♪

ガロンバ様の言う通り♪ 

生娘100人集めたらー♪

私の病気も治るはずー♪


みたいな感じの方が、明確に100人集める意味が伝わりますよね。



もしくは、

一年生になったら♪

一年生になったら♪

友達100人できるかなッ♪

見た目や 生まれや 宗教でー♪ 

壁を築くことがない♪ 

世界をみんなでつくるんだ♪


くらいであれば、仲間を集めたいという強い意思が伝わると思うんですね。





あと、ついでに言っておくと、2番と3番の歌詞のやりたいことの内容も酷いですよね。
2番の日本中を一回りって日本一周ですよね?
3番の「笑いで世界をふるわせる」ってのも、友達同士で笑ってた身内の笑いを世界に発信したいってことですから、 Youtuberになりたいってことでしょ?



友達100人欲しいとか、日本一周したいとか、Youtuberになりたいとか、

痛い大学生じゃないですか




f:id:natu_daze:20181220220932p:plain

 


 
・・・と言うことで、ちびっこのみんなは是非覚えておいた方がいいと思います。
こんなことばっかり言ってる大人は、友達が全然いないって事実を。



【関連記事】
歌関連という意味ではこちらも同じカテゴリー

ブログはオワコン!?

ブログがオワコンらしいですよ、奥さん。



こんばんは、吉田粘土です。
ツイッターやブログで、ブログ=オワコン的な話題について書く人がチラホラいまして、どうも巷では話題になっているようですね。




なんでしょう?「2020年に恐怖の大王が空からやってきてブログの世界を破壊する」みたいなことを言い出だした預言者でも現れたんでしょうか?





これは朗報です。
早くブログをやめたいと思っていた自分には朗報であります。




ブログで「ブログやめたい」って書いている時点で、本当にやめる気があるのか疑わしいですが、正直、こんなのいつまでも続けるもんじゃないって内心では思ってるんです。




いや、一般的なブログであれば続けることは健全なことだと思うんですよ。
みんなの役に立つ情報を発信して、その対価として少しばかりの収益を得ている真っ当なブロガーは社会にとって必要な存在だと思います。




しかし、役に立つどころか青少年の害にしかならないような単語ばかりを羅列している当ブログに関しては、続ける方がどうかしてると思うんです。少なくとも社会的な意義は一切ない。







そういえば、このブログは開設当初の思惑としては、開設して1ヶ月でやめる予定だったんです。
菊池良氏が昔書いていた夏の間だけ書くブログみたいに、1ヶ月間だけ毎日更新して撤退する予定だったんです。




それが1ヶ月目は、まぁ 悲惨な状況でした。
最初の3週間はスターすらもらえませんでしたからね。




開設当初は、はてなグループも入らない、他のブログに足跡残さない、ツイッターもやっていないといった状況でしたので、今考えるとそりゃそうだよなって感じですが。




それが、1ヶ月後くらいからポツポツと読者登録が増えて、スターももらえて、承認欲求が良い感じで満たされたので「もう少しだけ続けようかな…」と思い始めて、2ヶ月目には “はてなのお勧めブログ” に載せてもらえて読者が大幅に増えて、そこから気付いたら半年経って現在に至るですよ。




いやさ、こんな30代半ばのおっさんが書く中学日記みたいな文書でも、読者の方がいろんな形で反応してくれて、結果的に心の閉塞感をブログが満たしてくれるわけです。




ほぼ不倫相手ですわ。
嫁にも言えない関係をずるずると続けてきて、そろそろ関係を断ち切らないといけないという理性に対して、身体(からだ)が言うことを聞かないんです。

 

「私のことを唯一 女性として見てくれるのがこのブログなの!」みたいな感じなんです。(なんで急に女性目線!?)




やめられない理由は、もうひとつあって、ブログをやめるときはブログを放置するのは絶対に嫌で、全部削除してやめたいんです。汚したまま立ち去るのは嫌なんですよね、A型なんで。




そして、そういうふうに決めてるから、ブログがなくなるのが勿体なくてやめられないという側面もあるんです。







真面目な話、やめたいのにやめられないの。







そこで粘土さん、考えました。







このブログの更新は維持されながら、自分は引いていく方法が何かないかと。







やめたのに、やめていないという状況を作れないかと。







そして、暗中模索の果てに辿り着きました。 

 



 

 


 

襲名制です。






ブロガーも襲名制にすればいいんです。





落語家とかって、弟子がいて、自分の名前を継がせるじゃないですか。





あれをブロガーでも取り入れたらいいと思うんです。





二代目吉田粘土となる弟子を育てるんです。





後進の育成です。





玄海 や 亀仙人八木先輩 のポジションを目指すわけです。





あっ、八木先輩は私のキャバクラの師匠です。





私が場内指名した際、八木先輩は私の指名した女性の耳元に

「あいつは会社で必ず出世する男だから、しっかり捕まえておけよ」

って囁いてくれるんです。


もうね、中田英寿のスルーパスかってくらいに絶妙なパスを出してくれるんです。そのあとの女性の食いつきがホントに違うんです。
マジで、ファンタジスタ八木なんです。あの人は、セリエAに行った方が良いんです。イタリア人相手でもフィジカルで負けないはず。







そして、今度は自分がブログ界の八木先輩になりたいないと。



 

 

 

弟子が書いた記事も、最初はちゃんと添削してあげます。

 


 






馬鹿野郎!


単に『エロサイト』って書いただけじゃあ、読者には全く臨場感が伝わらないんだよ!

お宝エログ幕府とかエロタレストとか、ちゃんと具体的なサイト名で書きやがれ!

 


 

みたいなことを言うと思います。

 

 











あと無駄にこれをやらせます。

 

f:id:natu_daze:20181119194907p:plainf:id:natu_daze:20181119194925p:plain f:id:natu_daze:20181119194938p:plain

これで、タイピングが強くなり、文章にも力強さが宿るのではないでしょうか。

 



その結果、







エロタレス












f:id:natu_daze:20181119195134p:plain

 

 

くらいに なるんじゃないでしょうか。






まぁ、エロサイトの名前を力強く書いたところでなんだって話ですけど。







 

ただ、どんなに指先が鍛えられて霊丸が打てるようになって、無事に二代目を襲名したとしても、襲名をしてからも苦労が続くと思います。







昔からの読者、つまり今このブログを読んでくれてる皆さんから、







二代目の下ネタはまだまだ先代の域には到底及ばないな。

『マ◯コ』なんて上品に伏せ字で書きやがって

先代は『ヴァギナ』って伏せ字無しで書いてたからな!






みたいな厳しいことを言われると思います、皆さんからね






ちなみに、先代の自分も「ヴァギナ」と書くことで多少上品に書いてるつもりなんですけどね。
先代の下品さを、自身のイメージの中で神格化しすぎた暴走した読者が、そういう厳しい指摘をするんだと思います。

 





あーちなみに、「ヴァギナ」と言えば、イギリスではヴァキナミュージアムを創設しようとする動きがあるようですよ。


どこにでも狂人はいるもんですね。

 



 


まぁ、とにもかくにも、二代目には頑張って二代目の味を出していってもらいたいです。







きっと二代目には二代目にしか書けない文書があるはずですから。







私には絶対に書けない、若い女目線で綴った言葉を皆さんに届けて欲しいです。









えっ?






何を言ってるんですか?







弟子は勿論、女性限定ですよ。







25歳以下の女性限定です。







当たり前じゃないですか。







若い女性に手取り足取りブログの書き方を教えるんです。







そして、最終的に師匠と弟子でマジックミラー号に出るんです。

 

 

 

 

お互いスーツでね。









エッチな賞金稼ぎゲームして、最終的には素股で我慢できなくて挿入しちゃう例のやつを弟子とするんです。

 

 

 

 

 

最初は白いインナーパンツを履いて素股するんですが、途中で師匠の私が言うんです。





 





ちょっと、パンツが擦れて痛いんだよね…。





そして、お互いに白いインナーパンツを脱いで、最後は挿れちゃうんです。完全な予定調和です。

 

 

 

 

いや、むしろ形式美です。








 

 

 

今「さっさと、ブログやめちまえよ」って言ったの誰ですか!?

 

 

 

 

 

 

大丈夫です。もうすぐ恐怖の大王がきて、ブログ界をオワコンにしてくれるらしいので、そのときを待っててください。


自分自身でも、このブログは有害であると今日ハッキリと感じ取ったので、恐怖の大王が到来したときには真っ先にこのブログを潰してもらうように志願します。

 

 
ー追記ー

※恐怖の大王の予言って若い人わかるんですかね?書いてて不安になりました。下手したら若い人にMMRが何か知ってるか聞きても「マジックミラー号」とか言いそうですよね。

 

※あと、「パンツ擦れて痛いんだけど・・・」はMM号の大学の同級生同士のやつですけどね。上司と部下のシリーズはちょっと違いますけどね。とりあえず、今日の内容が全て把握できてる人とは酒を飲みに行きたいです。

野球の知識をひけらかすおっさんの話

皆さんは、自分の含蓄ある発言によって周囲の人間から羨望の眼差しを向けられたい願望はお持ちではないでしょうか。


私は、物凄いあります。


何なら、ありすぎて困っています。


先日も、「法律で定められた保存期限が過ぎた公的な書類がたまりすぎて困っている」と申し出てきた部下に対して、
「あー その問題は、正に “キコリの森林伐採のジレンマ”だね」
と聞こえるか聞こえないか程度の声で呟いてから部下にどう処理すべきか指示を出したのですが、わざわざ部下の抱えている問題が、大昔に有名な数学者によって提唱された理論モデルと合致するケースであることを暗に伝え、無駄に自身の博識さをアピールするわけであります。


しかも、“キコリの森林伐採のジレンマ”などという有りもしない理論を勝手に作り出してまで、それをやるのです。正に、承認欲求の鬼であります。







そんな 羨望の眼差しを向けられたい願望が強すぎる私が、自身の欲求を解放できる場所、それがプロ野球観戦なのであります。

f:id:natu_daze:20181106183641j:plain

私は大の野球ファンでありますが、最近、なんとなく気付いたのは私は野球が好きなのではなく、どうも野球知識をひけらかすのが好きなんじゃないかってことなんですね。


では、なぜプロ野球観戦が知識をひけらかすのに最適かというと、一般に知識をひけらかそうとした場合、ひけらかす相手にもそれなりの知的水準(知的探究心)が求められるわけでありますが、こと野球の場合、日本人は野球好きが多い国民ということもあり、野球議論がわりと容易にできるわけです。つまり、知識をひけらかすことができる機会に恵まれているのです。


また 野球は、知識の蓄積が非常に容易という面もあります。

例えば、野球ファン同士で、とある野球選手の話題で盛り上がっていたとしましょう。その野球サミットの中で、会話をしている他のメンバーに自分が最も発言力がある=野球知識が豊富であると思わせるには、たったひとつの知識的条件をクリアしていればいいのであります。







それは「アマチュア時代を知っている」という1点のみです。

f:id:natu_daze:20181106192132j:plain

「アマチュア時代を生で見たことある」だと更にベストでありますが、とにかくアマチュア時代を知っていれば勝ちなのであります。野球の技術面に関する余計な知識は必要としません。とにかく見たことがあって、それを覚えていればいいのです。

インディーズ時代からライブに行っていたファンが最強なのと同じ理論であります。




野球サミットで他のメンバーが、昨シーズンの打率がどうだった とか、最近内角の裁き方が上手くなってきた みたいな会話をして、当該選手のプロ入り後の状況をしっかりチェックしていることをいくらアピールしてきたとしても、

「へー、高校時代は打力は非力で、目立つのは脚の方だったけど、プロでは打つ方も伸びてるんだ」

みたいな一言を放てば終了です。そのカードがフィールドに召喚された途端に、他のメンバーの手持ちカードは全て墓地に送られてターンエンドです。何ならプロ野球を見ていなくても勝てるわけですから、ほぼチートです。




そして、続けざまに「2年生の夏の甲子園とか2番打者だったしね」などと、高校時代のエピソードを軽く追加すれば、もうその場は完全に焦土と化します。

焦土と化したその土地に、自分の旗を立ててそれを国旗とし、傀儡政権を樹立させて、独裁政治を敢行し、テクノサウンドとジャズと女性の叫び声を融合した不協和音を国歌だと言い張ったとしても、国連は一切の口出しをしてきません。



いや、口出しできないのであります。



なぜなら当該選手のマチュア時代を知っているからです。






大丈夫です。言ってる意味がわからないのは私も一緒です。



ちなみに、夜のお店だと「〇〇選手と寝たことあります」という青眼の白龍より最強なカードを持っている猛者がごく稀にいますので、注意が必要です。いくらアマチュア時代を知っていたとしても、さすがにそれには勝てません。(過去3人ほどそのカードの持ち主に会ったことがある)







私は、以前は夏になると東京、神奈川、千葉、埼玉の甲子園の予選大会を巡っていた時期があり、一番憑りつかれていたときは3日連続でヤクルトのスカウトの斉藤宜之氏を球場で見かけるということもありました。行動がほぼスカウトでした。

(ちなみに、そのときに生で見たのが日ハムの上沢投手で、私は上沢投手のトークになったら、熱狂的な日ハムファンでも鎌ヶ谷の大仏と同じくらい存在感を小さくすることができるわけです)

f:id:natu_daze:20181106182802j:plain
※日ハムの2軍球場の近くにある小さい大仏


また、高校野球以外にも慶應大学明治大学・法政大学あたりのグラウンドもよく通っていました。

 



そんな私が、数年前にヤクルトファンの友人に誘われて神宮球場に行った際に、試合に出ていた若手選手はほぼアマチュア時代を知っているというような状況でありました。

f:id:natu_daze:20181106211058j:plain


勿論、そのときの私は、羨望の眼差しを向けられたい欲求が全開に解放され、試合中、これでもかというくらいに各選手のアマチュア時代のエピソードを披露しまくりました。

 

飯原が大学選手権で巨人の福田から打ったホームランの話


中澤は大学時代は怪我してからパッとしなくなったという話


武内は大学時代から守備が抜群に上手かったという話


小川は大学時代を見る限りリリーフ向きだと思った話



等々、とにかく話の内容は浅いが、昔から知っているという1点突破で ヤクルトファンの友人相手に雄弁に語るわけです。なんなら、友人だけでなく、周りのヤクルトファンにも聞こえるくらいの声量で熱弁を振るうわけです。

知識のひけらかしがあまりに気持ち良くて、恐らく軽くカウパー腺液が漏れていたと思います。

 




 

うん、まぁ、結果的に2度と誘ってもらえなかったんですけどね。

 









さてさて、今年もこの週末から、大学野球日本一と高校野球日本一を決める全国大会、神宮大会が開催されます。

f:id:natu_daze:20181106193719g:plain


あのマー君ハンカチ王子が最初に投げ合ったのが神宮大会です。

2年生のダルビッシュ見たさに平日の神宮に女子高生が大挙して押し寄せたのも神宮大会です。

九産大の野球部が出ると、応援席でスコアブックをつける松村邦弘が見られるのも神宮大会です。




神宮大会で目撃したものは、5年後10年後のプロ野球観戦時に知識をひけらかす上での大きな武器となります。この時期の野球観戦は寒いですが、アマチュア時代を知っているという最強カードを手に入れたい方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。