おっとっと冬だぜ

広義の意味では日記だが、狭義的にはゴミ置き場

ノゲイラ

先日ふと「誰か、ノゲイラ三角絞めをされて欲しいな」と思ったんですね。


吉田粘土の言ってることはいつも理解できないけど、今日は一言目から理解不能だぞと思わず頭を抱えたあなた、安心してください。今からもう少しわかりやすく説明します。




先日ふと「アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、つまりノゲイラ兄弟の兄の方に、誰かが三角絞めを極 (き) められて欲しい」と思ったんです。

双子のノゲイラ兄弟の幼少期にトラックの下敷きになった方ですね。そのときの手術痕が背中にある方ノゲイラです。




恐らく皆さんは、ノゲイラが兄なのか弟なのか分からなくてモヤモヤしてたと思うのですが、この説明で万事解決されたかと思います。

尚、ノゲイラを知らない人は、今日はもう流れ解散で構いません。家に帰って、PRIDE3のエマニュエル・ヤーブロー vs 高瀬大樹でも見ててください。

 


 é¢é£ç»å
エマニュエル・ヤーブロー vs 高瀬大樹





とにかく、ふと全く格闘技に関係ない人物がノゲイラ三角絞めを極められていたら面白いんじゃないかという考えが頭をがよぎりまして、その場合に、誰が三角絞めを極められていたらより面白いかを考えてたんですよ。




ちなみに三角絞めはこんな技です。
 ãä¸è§çµãããã²ã¤ã©ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ




読者の皆さんの中には、私が疑問に思うより以前に同じような疑問が沸いて、既に誰が三角絞めをされていたら面白いかの答えが出ている人もいるかと思うのですが、今回は私が最終的に一番面白いのはこれだと思ったものを紹介しますので少しお付き合いください。



また、そういったことを考えたこともなかったという方は、私が一番面白いのはこれだと思ってファミ通に投稿したイラストを最後に載せておきますので、皆さんも是非ノゲイラ三角絞めをしていたら面白いものを考えながら読んでみてください。


ちなみに、そんなの考えるのは面倒くさいし、そもそも吉田粘土の言っていることが全く理解できないという方は、正常な判断力の持ち主だと思うので、自分で自分を褒めてあげてください。






 

誰がノゲイラ三角絞めをされていたら面白いか


この疑問に対しては、まず最初に「格闘技と全く関係ない人物は誰が三角絞めをされていも面白いイラストになりそうだ」と私は考えました。

林修でも、光浦靖子でも、菅官房長官でも、ウィッキーさんでも、聖徳太子でも、ある程度ノゲイラと遠い位置にいる人物なら誰でも一定の面白さは担保されたイラストになることでしょう。



ただですね、誰が三角絞めを極められていても確かに滑稽な風景にはなるんですけど、発想としては少し弱いと思うんですね。絵的な面白さに頼り過ぎている気がするのです。

やはり、ある程度発想が飛躍してないとファミ通の投稿コーナーでは勝負できないので、単純に人間が三角絞めを極められているのは無しだと判断しました。





次に、人間じゃないなら動物かと思いまして、カンガルーで描こうとしました。

『カンガルーに三角絞めを極めるノゲイラ(兄)』というタイトルまで決めて、描く直前までいきました。



しかし、いざ描く段階になって、「動物に三角絞めを極めているイラストは、単純に動物を虐めてるだけという雰囲気を与えかねないのではないか」と思い至りまして、カンガルーで描くのはやめました。

毎日何億という精子ティッシュに包んで殺している私でも、一応、動物愛護精神はあるのです。

 

 

 

 

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ちなみに、この長い思考の旅路が、最終的に読者の皆さんに何の価値や意義も与えないことはわかりきっているのですが、それに関しては「流れ解散のときに帰らなかった読者が悪い」と開き直った上で先を書いていこうと思います。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

 

 

 

 

次に考えたのが、 ムンクの叫びです。

ノゲイラ vs 叫びのあいつ」です。



あいつ、クネクネしていて関節があるかどうか怪しいじゃないですか。試合序盤は、恐らくノゲイラも相当苦戦すると思うんです。

けれど、最終的にはノゲイラが必殺の三角絞めを極めて、あいつが苦悶の表情を浮かべながら悶絶するのです。その一瞬をイラストに収めるのです。

ノゲイラムンクの叫びに三角絞めを極めているイラストからは、そのようなストーリーが見えてくるはずです。





ただ、これも何かが違う気がしたのです。





そもそも、ノゲイラ三角絞めを極められて面白いのは、生命体ではない気がしたのです。



勿論、ムンクの叫び自体は絵画なので生命体ではないですが、叫びのあいつは有機質なものをモチーフにしていると思うので、それでは違うと思ったのです。

元々、ノゲイラ三角絞めを極める対象は人間なので、そこから発想を飛躍させるには、有機質なものではなく無機質なものであるべきなのです。




今、『あるべきなのです』と断定口調で書きましたが、そのように断定する論理的な根拠は当然持ち合わせておりせん。


むしろ、意味が分からないことでも、断定口調で書けば読者が何となく納得するだろうという、いわゆるペテン師のやり口です。










まぁ とにかく、叫びはやめて、無機質なもので選出しようと決めました。

そして、無機質なものということで思い付いたのが…、

 

 

 

 





 

 

 

 

家電 です。








ノゲイラが家電を相手に闘っている





どうでしょうか?





ワクワクしてきませんか?





洗濯機、炊飯器、電子レンジ、コタツ…。





どんな家電が相手でも意味不明な闘いを演出できます。

 

 

 

 

ノゲイラに何があったのか?


新手の不買運動か?


メーカーの新しい耐久試験か?


ストリートファイターⅡのボーナスステージか?






ノゲイラが家電相手に三角絞めを極めているイラストを見た人々はそのようなことを思いながら、あまりの意味の分からなさに軽いパニック症状を引き起こすことでしょう。


下手をしたら、大学のサークルで新入生の女子大生にそのイラストを見せて、パニック症状を引き起こさせた後に、介抱すると見せかけて卑猥なことをする不届き者も現れるかもしれません。

(ちなみに今、大学名まで特定して書こうとしましたが、さすがにそれは止めておきました)





とにもかくにも、家電が相手であれば、意味の分からなさ加減において十分なインパクトを与えられます。









これですよ。







正解は、家電です。






遂に、正解に辿り着いたのであります。

今回の思考の旅路の最終目的地が、そこにハッキリと見えたのです。我々のガンダーラは家電だったのです。







早速、私はペンを手に取り、ハガキにラフな下書きを描こうとしたわけですが…。











描けない…。







頭ではどんな家電を相手にしても面白いことになっているのに、ペンを持つ手が全く動かないのです。時間を止めるAVのごとく、右手が動かないのです。






しばらく考えて、私はノゲイラが家電に三角絞めを極める上での大きな問題点に気付いたのです。




家電の場合、どんな家電を当てはめても、三角絞めを極められていると伝わる構図にならないのです。

三角絞めは極められている側の頭と肩と片腕が、決めている側の股の間から出ていて、尚且つ、首筋の頸動脈が極まっていて初めて三角絞めだと理解できるイラストになるのですが、それがハッキリと分かる家電がないのです。





つまり、頸動脈っぽいところがある家電が存在しないのです






比較的新しめの家電である食器洗い機や空気清浄機やルンバにも、頸動脈っぽいところは一切見当たりません。



唯一、掃除機のホースの付け根部分が頸動脈っぽいかと思ってラフなスケッチを描いてみたのですが、本体部が小さいためどうにも収まりが良くないのです。極めている感じが出ないのです。

それなら本体部の大きさがデカくなるようにと、業務用掃除機でも描こうとしてみたのですが、そこまでいくと逆に狙いすぎと言うか、あざとい感じが生じてしまいます。

好きな選手を聞かれて「會澤」と答えるカープ女子くらいの狙い過ぎ感が伝わってしまいます。






ãæ澤ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ







あれ?





もしかして、家電は正解ではなかったのか?







それでは一体 何が正解なのか? 







ノゲイラ三角絞めを極められているのが最も面白いものとは何なのか?

 

 

 

 

 

ダッチワイフ?







大仏?






映画泥棒のあいつ?







すべり台?






ゼロ戦






ヤシの木?





PCエンジン?







一周回ってやっぱり林修か?

 

 

 

 

 

見えていた最終目的地は蜃気楼のように消え去り、私は再び思考の迷路に迷い込んだのでした。






どれくらい歩き回ったことでしょう。

正直、もう何が面白いんだか、よく分からなくなりました。




そもそも、ノゲイラ三角絞めが面白いという確証が持てなくなりました。もしかしたら私は、テーマ設定の入口部分から既に間違っていたのかもしれません。

日本の年金制度と同じように、最初から破綻が見えていたのかもしれません。

そう言われてみたら、今回の記事は一言目から破綻していたような気がしなくもありません。





「もう なんだったら、ヤーブローのイラストの方が面白いんじゃないか」

思考のラビリンス(迷路)に迷い込んだ私は、遂には そんな考えが出てしまうほど追い詰められていたのです。





ãã¤ã¼ãã­ã¼ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
ちなみに、ヤーブロー vs 高瀬大樹は、最後に高瀬がヤーブローをタコ殴りにして勝利します。









しかし、どんなに迷っても、それでもハガキを描くのがハガキ職人です。





投稿用のネタ出しを続けていると、今回のようにそもそも何が面白いのか分からなくなる現象はよく起きます。





しかし、そんな何が面白いのかよく分からないイラストでも無駄に一生懸命に描く、その行為自体に面白さが生じるのです。






最早、何でもいいのです。





皆さんが考えたノゲイラ三角絞めをされている対戦相手も正解ですし、私が最終的に考えついたノゲイラ三角絞めをされている対戦相手も正解なのであります。

一生懸命に描けば、それで正解なのです。




例えこのネタが掲載されなくても、ひたすら継続して意味の分からないイラストを送り続けることが大事なのです。


とにかくネタを送り続けることこそが、ハガキ職人ハガキ職人たらしめる生き方なのであります。








とにかく、何でも描けばいいのです。






ということで、最終的に私はこんなイラストを無駄に一生懸命 描きました。







ノゲイラ三角絞めを極めた相手は

 

 

 





 

 

 

 


 

 

 



f:id:natu_daze:20190701132626p:plain

  福井県  です。