フォロワーの購入に対抗して、ツイートそのものを買ってみた
こんばんは、お久し振りです。
そして、あけましておめでとうございます。
吉田粘土です。
皆さんはツイッターをやっていますか?
ツイッターと言えば、昨年、ツイッター社が不正アカウントと思われるアカウントを一斉に凍結した結果、一部の有名人のフォロワーがごっそりと減り、フォロワーを購入していたことがバレるという騒動があったのは記憶に新しいところかと思います。
当時そのニュースを聞いて、なんでも商売になるもんだと感じていたのですが、先日とある悪巧みを思いつきました。
フォロワーじゃなくて、ツイートそのものを買ってみたらどうだろう?
面白い人から面白いツイートを金を出して購入して、自分のアカウントでそれを投稿すれば、当然「いいね」が大量にもらえるはず…。
また、そのツイートが面白すぎてフォロワーが何兆人と増え、熱狂的な支持者なんかも出現して、なんやかんやあって最終的に女子大生を抱けるのではないか…。
そんな悪魔の囁きが頭によぎったわけです。
更には、ツイートの売買という行為を拡大させて、ネタツイート市場という新たなマーケットを創造するわけです。
そして、そんな新たなマーケットが誕生したあかつきには、こんな何の価値もないブログはさっさとやめて、私も売る側に回ってネタツイートの創作と販売にリソースを割いていきたいと、そんな壮大な計画を思いついたわけです。
ちなみに、ツイッターの規約を見ると、NG行為として『アカウントへの反応(フォロワー、リツイート、いいねなど)を購入、販売または作為的に誇張』とあり、ツイートの購入行為はこの『いいねなど』の『など』に含まれるようにも見えるため、非常にグレーな気もするんですが、ツイートそのものは「アカウントへの反応」ではなく「アカウントへの反応という2次元的要素を喚起する1次元的なもの」であり、アカウントへの反応の購入ではないために規約に抵触しないという解釈もできるかと思います。(1次元的なものの購入と言う意味で、アイコン画像を有料で描いてもらうのと同じであるという理屈)
あと、女子大生を抱くの禁止はツイッターの規約には載っていませんでしたが、民法709条(不貞行為)で禁止されているのはちゃんと知っていますので、そこは指摘してもらわなくて大丈夫です。
ということで、実際にツイートを買ってみたので、本日はその結果をお伝えします。
売ってくれそうな人を探す
この試みで 最も大事なのは、ツイートを提供してくれる人物の選定だと思います。
どれだけ面白い人に依頼できるかで、最終的に抱ける女性のレベルが変わってくると言っていいと思います。
そこらへんのボンクラでは、例えなんやかんやあったとしても雌のガマガエルにキスするレベルの展開にしか発展できないはずです。本当に面白い人に依頼をしないと、遥かなる頂(いただき)である女子大生との一夜には到達できないのであります。
(逆に、ガマガエルにキスするような展開に持って行ける人間の方が凄い気がしますけど、今は展開の凄さの話はしていませんので、そこは無視してください)
そんな重要なツイート提供者ですが、今回、この人に白羽の矢を立てました。
雑誌の投稿コーナーにおいて、日本でも屈指の面白さと掲載難度を誇る週刊ファミ通の『町内会』。その 第6代町内会長(2013年度優勝者)である 若泉氏 です。
ちなみに、若泉氏は私も昔投稿していた某競馬雑誌の投稿コーナーでも優勝した経験があり、正真正銘のレジェンドハガキ職人です。
今回は、そんなレジェンドハガキ職人にツイートを提供してもらいました。言っておきますけど、ガチのレジェンドですからね。
町内会優勝と言っても、その凄さは一般の人にはなかなか伝わらないと思うので、そのレジェンド具合をわかりやすく例えたら、
フードファイターで言うところの新井和響
サスケオールスターズで言うところの竹田敏浩
折り紙作家で言うところの北條高史
みたいに言えば、そのレジェンドぶりが少しは伝わりましたかね?
まぁ、とにかく若泉氏は本物のレジェンドなのであります。
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ハガキ職人の世界とは、クラスや仲間内では特別面白いことは言えないキャラであるが、面白いことを言って周りにチヤホヤされたい願望だけはやたらに強い困ったちゃんが、現実と欲求の狭間で迷子になった末に辿り着く暗黒ワールドなのであります。
若泉氏はいわばその暗黒ワールドの貴公子なわけです。
彼は、セントフォース所属の某女性タレントが好き過ぎて、死ぬ気で勉強してそのタレントが通う某W大学に入学するものの、キャンパス内でタバコを吸うそのタレントを見かけて、ショックで学校に行けなくなり大学を中退するというエピソードがあるくらい暗黒ワールドの貴公子と呼ぶに相応しい人物なのであります。
このエピソード、あんまりハガキ職人関係ないけど。
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ついでに、私と若泉氏の馴れ初めを紹介しておくと、私が高校生、彼が中学生のとき(若泉氏がまだ雑誌への投稿を始める前)に、上述した競馬雑誌の投稿コーナーのホームページで知り合って、一時期Eメールで文通するという非常に気持ちの悪いことをしていた間柄だったりします。
その文通は半年くらいで終わるんですけどね。
ただ、その当時私が付き合っていた同じクラスの女子が、私が中学生の若泉氏相手にメールしているというのを何か勘違いしていたようで、別れた後にクラス中に「あいつは女子中学生に手を出している」という素敵な噂を流布してくださったんですね。
元々気味の悪さや目つきのやばさに定評のあった吉田粘土に対し、クラスの女子たちの話しちゃいけない相手だという自信を確信に変えるきっかけを作ってくれた遠因の相手が若泉氏なのです。
早速、ツイートを考えて欲しいと依頼してみた
12月某日、DMで若泉氏に依頼
吉田粘土
「元勃起です。※注 ご飯奢るんで、ツイッターのネタ考えてくれませんか?140文字のネタを買うという試みに挑戦してみたいんですが。」
若泉
「新しいWEBライティング! おもしろそうなのでぜひやってみましょう。」
さすがレジェンドハガキ職人。5年以上連絡をとっていない昔の文通相手が、突如「元勃起です」という出だしの怪しいDMを送ってきても、面白そうという理由だけで簡単にOKを出してくれます。
※私は昔 競馬雑誌の投稿コーナーで半年間だけ「勃起」というペンネームで投稿してました
尚、普通にお金を出してツイートを買うのでは面白くないので、以下の条件でやることにしました。
1.現金ではなく、飯を奢るからツイートを3つ考えて欲しい。
2.奢るご飯のランクは、ツイートの「いいね」の数で変動する。
3.1いいね=50円
4.ツイート投稿から3日後の「いいね」の数で金額を確定。
5.獲得金額相当のコース料理があるお店を奢る。
6.万が一、バズった場合はフランス料理のフルコースで許してちょ。(上限1万5千円)
まとめると、3ツイートの合計いいねの数に50円を掛けた金額が若泉氏の取り分です。
そんなわけで、この条件の元、彼に女子大生を呼び寄せる面白いネタを考えてもらいました。
あと、リプライがあった場合は、私がテキトーに返信しました。
直前の私のアカウント状況
フォロー数:99
フォロワー数:115
直近10ツイートの平均いいね:6.7
若泉氏のツイートを投稿する直前の私のアカウント状況はこんな感じでした。
わりと優しいフォロワーさんが多いので、全く反応がないということはないと思いますが、いかんせんフォロワーの絶対数が少ないので、拡散のハードルは相当高いと思われます。
また、私のフォロワーはごく普通の真っ当なブロガーの方も多いのでネタツイートには全く興味を示さない人もそこそこいます。
そんな三流ブロガーのツイッターアカウントで、レジェンドハガキ職人のネタツイートは一体どんな反応がもらえるのでしょうか!?
買ったツイートを投稿してみた
12月30日、最初のネタをツイート
電車で隣に座った女の子がもたれかかってきました。 正直こちらも疲れていたので、「ラッキー!」と思うよりも「鬱陶しい…」という気持ちのほうが強かったです。
電車を降りたらジャケットの肩のところにヨダレが付いていたので、舐めました。そのお陰か、疲れが取れた気がします。
おい、若泉ッ!
人のアカウントをなんだと思ってやがる!!
お前のせいでクラスの女子たちから変態扱いされた忌まわしき過去を、何ちゃっかり8年振りに再現してくれてるんだよ!
若泉
「吉田粘土のキャラに寄せました。」
じゃねーよ!!
12月31日、2番目のネタをツイート
【嫁姑劇場】
姑「どうしよう、赤ちゃんできたかも!」
嫁「お義母様、それは妊娠じゃなくて閉経でございますわ」
またえぐい下ネタ放り込んできやがって…
いい加減にしろ、
このハゲーーー!!
こちとら、まさか2019年になって、まだ豊田議員やることになるとは思わなんだぞ。
あと、若干手抜いただろ。
ってか、このツイートで2018年を締めることになったんですけど、閉経 だけに 絞めのツイート には最適ってことですか!?
それ、自分のアカウントでやってくれ。
1月1日、最後のネタをツイート
お題:こんな小学生の書き初めは嫌だ!
ようやくハガキ職人っぽいネタが出てきましたよ。ひとり大喜利形式ね。やればできるじゃないか! 若泉君!
さすが模試判定が芳しくなかったのにも関わらず、皆藤愛子が好きすぎて最終的に早稲田大学に入学できた男! やはり、やればできる! 箱根駅伝、残念だったな!(卒業してないけど)
そんなわけで、以上の3ツイートは私が考えたもの経験したものではなく、若泉という困ったちゃんが考えたものなので、フォロワーの方々におかれましては吉田粘土=女性のヨダレを舐める妖怪だという認識を一旦撤回してもらえると幸甚(こうじん)に存じます。
結果はっぴょーう!!
そして、こちらが最終結果です。
1ツイート目:16 いいね
2ツイート目:6 いいね
3ツイート目:5 いいね
合計:27いいね 1,350 円
……。
微妙じゃね…?
1350円って、うちの5歳の息子のお年玉以下ですけど…。
おい! レジェンドッ!! 前言撤回するわ。
やっぱりお前は竹田敏浩じゃないわ!!
山田勝己じゃ!!!!
そびえたつ壁がクリアできなかったときの山田勝巳じゃ!!
フォロワーは? 女子大生は?
フォロワー数: 115 ⇒ 114
女子大生からのDM:0 通
何、この悲惨な結果…。
こっちは規約違反スレスレの危ない橋を渡ってまで大金を払う準備をしていたのに、その結果が1350円払ってフォロワー減らして、残ったフォロワーからは変態扱いされるだけっていうね。
全く割に合わん!!!!
フフフ…。
ハッハハハ!!!
完全に狙い通りです。
全て計算通りなんですよ。
ツイッターはあくまで蒔き絵に過ぎないんですよッ!!
本丸はブログに記事を書くこと―――!!!!!
こうやってツイッターというトレンド性の高いテーマで、
ブログを更新することこそが真の狙いなのだ――!!!!
あーくそ…。最初のド変態ツイートが中途半端にウケてたのが納得いかないわー。
今まで全く「いいね」してもらったことがなかったフォロワーの人まで「いいね」してたし、何か無駄な敗北感を感じるわー。どうせなら最初から最後までスベり散らせよ。
ってか、変態度が高いツイートほど「いいね」が多いって、俺のフォロワーどうなってるんだよ。義母の閉経で6人も好意的な反応を示すって、おかしいだろ。どう考えても、いいねよりリムーブが正しい選択だろ。そういう意味では正解者1名ですよ。フォロー外した1名が一番真っ当な人間ってことで間違いない。
そして、ツイッターの謎の定説『フォロワーの1%が いいねしたら有益な情報』ってのが ウソっぱちだって完全に証明できましたね。
ってことで、原価1350円のブログ記事、いかがでしたでしょうか。
近々、若泉氏と会食する予定ですので、そこで今回の企画の醜態に対する言い訳をしてもらおうと思います。
最終結論
ツイートは買うもんじゃない(特に変態度の高い奴からの購入は危険)
【若泉氏インタビュー記事(外部サイト)】