きこりラプソディー(斧を湖に落とした例の話)
「あなたが落としたのは金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
このセリフでお馴染みのきこりの童話ですけど、タイトルが思い出せません。普通、童話ってタイトルと内容をセットで覚えてるもんですけどね。この話だけは、タイトルの方がどうしても思い出せない。
思い出せないので、とりあえず「きこりラプソディー」とでもしておきましょうかね。
今回はその「きこりラプソディー」についてです。
「きこりラプソディー」には、正直者のきこりと嘘つきのきこりが登場するのは皆さんご存知の通りだと思います。
その後の話も当然知っているかと思いますが、きこりが湖に斧を落とすと湖から女神様が出てきて(イメージでは金髪。そんで たぶんノーブラ)、冒頭のセリフをきこりに言うんですよね。
そして、正直者のきこりは本当のことを言って金の斧も銀の斧もゲットして、嘘つきのきこりは嘘をついたので自分の斧すら返してもらえないって話ですね。
子供たちに嘘はつかないで、正直に生きましょうねってことを伝える話です。
でもさー、大人になってみると少し見方が変わるよねって。
嘘つききこりだって自分の欲望に正直だろと。言葉遊びに聞こえるかもしれませんが、それなら嘘つききこりもある意味では正直者ではないかと思うんです。
だって、儲け話を聞いたら、さっそく自分も試しちゃう奴ですからね。
雑木林で1000万円拾ったというニュースを聞いたら、絶対自分も近所の雑木林に行って大金を探しちゃうタイプですよ。
しかも、正直者のきこりがやった通りに真似すればいいのに、思わず欲望丸出しの返答をしちゃうところなんか、意外と憎めないヤツじゃないですか。
むしろ、友達にするならこっちのきこりの方が付き合いやすいと思いますよ。えー。
ホームレスとか生活保護受給者に正直者きこりのやり口を完璧に真似させて、金の斧を大量に仕込んで、それを闇ブローカーに流して、先物市場の金相場を混乱させるようなきこりの方がよっぽど悪い奴だと思います。
そいつに比べたら、嘘つききこりはまだ良い奴です。
最後に、もし自分がきこりだったらどうするかを書いておきます。
自分がこの世界に行ったら、
女神「あなたが落としたのは金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
粘土「落としたのは普通の斧ですけど、口説き落としたいのは女神様、あなたです(キリッ)」
女神「もう、正直者ね!(抱擁)」
って展開に持っていきますけどね。えーえー。
まぁでも、実際にはそんなのが上手くいくはずもなく・・・
女神「あなたが落としたのは金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
粘土「落としたのは普通の・・・」
(ここで女神様がノーブラってことに気付いて、ムスコが元気になっちゃうの。)
粘土「(前かがみになりながら)い、いや、これはあ、あのー」
女神「(顔赤らめながら)んもう!」
って展開になっちゃうんですよ。
ムスコが一番の正直者だったってことですね。
まぁ、女神様の可愛い恥らい方を見れたので、それで良しとします。
何が良いのか・・・。
そんな下ネタばかり言ってると、斧じゃなくて評判落とすよって話。